date. 2006.02.01
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転職活動のヤマ場

「退職交渉」はもうひとつの転職活動のヤマ場です
人材不足(人手不足ではない)が叫ばれる今日、リストラの傍ら本当に残っていて欲しい人には強引な引き止めが行なわれています。そこで円満な退職についてのアドバイスをまとめてみました。いまの職場で築いた人脈を今後も生かすためにも円満退職を目指したいものです。
退職するというのは、あなたの教育にかかった費用、一人前になるまでの給料、さらには進行中のプロジェクトへの影響などもあり、その会社への損害を与えることになります。結果として「退職」はそれらの費用や期待を裏切る事になってしまうのですから、誠意をもって謝らなければならず「私の人生だ」とサッサと退職してしまうわけにもいきません。上司に対する誠意、同僚に対する誠意、顧客に対する誠意そして会社に対する誠意で対応しましょう

退職する際に一番重要であり、また緊張する場面は何と言っても辞意を上司に告げるときです。この切り出すタイミングを誤ればトラブルに発展することは必至です。テレビドラマのように「辞表を叩き付ける」なんて事になったら今までその会社で築き上げたモノをすべてフイにしてしまいます。円満に退社するには辞意表明前の準備も必要です。

(1)退職の意志は直属上司から(同僚には漏らさない)

同僚に漏らしたために会社側に知れてしまった場合、直属上司のメンツは丸つぶれ、部下に対する管理能力を問われる事にすらなりかねません。これが元で「何で俺に先に知らせないんだ」と感情的になっては後々までシコリが残りますし、妨害すらされかねません。あくまで辞意は直属上司に、そして周囲には内密に行ないます。

(2)退職理由

退職理由で「給料が安い」「経営方針がウンヌン」「上司への批判」などと言った会社を非難するような理由は避けるべきです。本当の事だとしても感情的な対立は避けられなくなりますから。転職先が決まっていても社名を伝えることは避けましょう(「××系です」程度に止めましょう)。いろいろ言いたい事もあるでしょうが、グッとこらえて「自分の夢への一歩」「田舎へ帰る」など個人的な理由を探してみましょう。

(3)退職時期

法律的には2週間で大丈夫とありますが最低でも1ヵ月前。2〜3ヵ月前であればベターでしょう。進行中のプロジェクトがあるのにサッサと辞めてしまう事のないように転職先と出社日については慎重に打ち合わせしておきましょう。

(4)タイミング

切り出すタイミングに朝や夕方の忙しい時間は避けましょう。「ちょっと待ってくれ、後でユックリ聞こう」とはぐらかされてしまいます。お昼を誘うとか2時頃の手が空いていはどうでしょうか。いずれにしても相手の都合を考えて切り出すタイミングをはかりましょう。くれぐれも「問答無用」と直接辞表を叩き付ける事のないように。

さて、あなたが辞意を告げる直属上司とはどんな方でしょうか。各々の状況で対応も異なるかと思います。以下の事例を参考にしてみて下さい。

【自分が新人の時から育ててもらった人。よく叱られたけど本当の意味で
お世話になった人】


「まあ、ちょっと呑みに行こうや」と誘われるでしょうか。(喫茶店かも)「いったいどうしたんだ?」と言われたら、理由は今の会社ではできない事を挙げてみてはどうでしょうか。それに対して説教口調で言われるでしょうが、まずは上司の話しを反論はせず、ジッと聞く。引き際には「すこし考えてみます」といった返事をしておいてその場では彼のプライドを保たせ、数日したら「自分の気持ちは変わりませんでした」と切り出してみましょう。

【部長・本部長、そんなに交流もなかったのに、なぜ引き止めるの?】

どの企業でも欲しがるような人材にみすみす辞められてしまうという事は企業にとって大きな損失です。また進行中のプロジェクトへの対応で頭を悩ます事でしょう。その混乱は「管理能力欠如」として自分の査定に跳ね返ってくるかもしれません。あなた自身の身を案じているのではないので勘違いをしないように。あなたはあなた自身の為に退職交渉をして行きましょう。


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